みゆきの映画祭in斑尾2009 

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2009年2月 みゆきの映画祭 メディア掲載履歴

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2009年1月21日

信濃毎日新聞に掲載

信濃毎日WEB版の記事より

雪のスクリーンで映画祭 2月、斑尾高原で

1月21日(水)

映画祭の会場予定地を訪れた橋本さん=2008年12月

 スクリーンを雪で作り、フィンランドなど北欧の短編映像作品を上映する映画祭が2月13-15日、飯山市の斑尾高原で開かれる。同国で働く日本人女性が現地の映画祭を訪れて感動し、日本での開催を発案。北海道や東北地方など各地で会場を探す中で、計画に賛同した斑尾高原のホテルや地元有志らが協力することになった。

 女性は大阪市出身の橋本晴子さん(32)。2006年12月にフィンランド政府の関連団体に転職し、現在は地域振興策を考えるスタッフとして働いている。

 映画好きの橋本さんは07年1月、同国北部であった映画祭を訪問。一人暮らしの祖父の日常生活を切り取ったり、先住民族である母の文化を学ぶ過程を記録したりといった作品はいずれも子どもの目線から社会を見ており、どこか親しみのわく内容だった。

 現地の人から、北欧では子どもに自己表現の手段として映像を作らせることが多いと聞き、日本の教育現場にも映像作りを紹介したいと思ったという。闇に浮かぶ雪のスクリーンの荘厳さに心を打たれたこともあり同様の映画祭を日本で企画することにした。

 一時帰国の際に友人らと会場探しを開始。08年9月に斑尾高原ホテル社長の関均さん(51)と知り合い、協力を求めた。貯金を元手に持ち出し覚悟で準備を進める橋本さんの熱意に触れ、関さんは会場を提供することにし、斑尾高原での開催が決定。運営を手伝うという人も出始めた。

 映画祭では、トナカイレースへの挑戦や、怠け者の夫とその妻の暮らしぶりといった、北欧の人々の日常をとらえた作品などを上映する予定。短編作品2-5点を組み合わせ約40分にまとめた4作品を用意。ホテル近くの野外体験広場を会場に、3日間とも、午後5時から1時間ごとに順番に4作品を上映する。

 料金は1作品1000円(高校生以上、ワンドリンク付き)。より大勢の子どもに見てもらおうと中学生以下は無料にした。橋本さんは「映像による自己表現を知ってもらい、実際に手掛ける人が出てくれればうれしい」と話す。

 高さ4メートル、幅6メートル、厚さ2メートルのスクリーンや、客席、喫茶コーナーのカウンターを雪で作るボランティアを募っている。問い合わせはメールで、橋本さんが映画祭開催のために作ったグループ「スノーコレクティブ」miyukino@snowcollective.comへ。